ノズルの耐久性(耐磨耗性)
ノズルの耐久性(耐磨耗性)
ノズルの耐久性は、構造や材質、使用圧力、使用流体、使用時間などによって異なります。ノズルは磨耗すると噴霧量が多くなるため、適切な噴霧量以上に噴霧され、さらに噴霧パターンも乱れ不均一となります。したがいまして、噴霧量が多くなったときや噴霧パターンに乱れが見られた場合はすぐにノズルを交換することが必要です。
ヤマホ工業ではノズルの耐久性を高めるため、構造を内部衝突型としたフラットノズル(扇形ノズル)を開発し、材質には耐磨耗性に優れるステンレスやセラミックを採用しています。
各種ノズルチップ、部品
図1 ノズル別の磨耗度比較
(噴霧量増加率の大きさは磨耗度の大きさを示しています。)
◇試験条件(ヤマホ工業社内規格に準拠)
噴霧圧力=2MPa、噴霧量=1.2L/min、使用薬液=5-5式ボルドー液(1%石灰・硫酸銅液)